ニュースレター「低価格サービス1st-tec.について」
低価格サービス1st-tec.について
現在、ドルフィンのモットーは「専門家の専門家による専門家向けの翻訳」となっています。
10年前、多くの翻訳会社で、その所属スタッフが、皆、英語堪能であるにも関わらず、背景知識の不足から、どの専門分野でも、まともな翻訳が提供できない状況が続いていました。実際、翻訳技術の未熟さの問題も抱えていても、又、翻訳の素人であっても、英語堪能な医師、研究者等が、自分で専門分野の翻訳したほうが「まし」という現実がありました。そこで、ドルフィンは、これらの各分野の専門家に、翻訳技術を習得させることにより、高度な翻訳を提供できるように努力してきました。現役を引退した、元研究者等で、英語圏在住の方でしたが、引退後も、新技術に触れられ学術的好奇心を刺激でき、かつ、自宅で作業可能ということもあり、やや高額の賃金を保証すれば、こころよく応じてくれる人達を見つけることができました。
予想をはるかに上回る評価を頂きましたが、需要に供給が追いつかない現実の壁が立ちはだかりました。それでも、規模より品質重視で、出来る限りの努力をしてきました。
その後、翻訳者の人員不足を補う目的で、英語堪能者のアシスタントをつけるという、共同作業へと移行してきました。さらに、10年の歳月、各アシスタントは、各専門分野の医師、研究者のもとで、下訳を提供し続けてきました。この間の経験で、ひとつだけの専門分野であれば、そして、十分に推敲された良質の翻訳原稿を提供できれば、条件付ながら、アシスタントのみでも良質の翻訳ができることが判明しました。英文校正者においても、研究者の校正完了原稿を、長年、言語学的見地から、再チェックしてきた校正者は、同様なことが可能になっていました。
過去2年間、翻訳と校正の両方に、医師、研究者等の専門家が関与しないことには、多少、不安があり、基本訳、基本校正、あるいは、仕上げのどちらかに最低1名の専門家を入れることで品質を検証してきました。そして、「条件付き」であれば、英語堪能者の元アシスタントのみによる完訳が提供できることが確信できました。もちろん利点と欠点がありますが…ご利用目的によっては、とてもリーズナブルな翻訳であり、英文校正であると言えます。
現在、別事業として独立させて1st-tec.ブランドのもとに運営することになりました。ドルフィンと共に、お客様のニーズに合わせてご利用頂ければ幸いです。
尚、1st-tec.サービス開始にあたり、Dolphinの英文校正スタンダードを廃止しました。
このレベルまでの英文校正では、担当者の違いによる仕上がり状態の差が、顕著ではなかったことが理由です。ご理解の上で、今後共よろしくお願いします。
株式会社 ドルフィン 代表取締役 兼 1st-tec.事業部長
小笠原壽男

