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専門性の高くても読みやすい生物学・医学翻訳

2025年4月1日改訂

LCT(低価格翻訳)の実現まで、

24年前、翻訳業界では語学力頼みの翻訳が主流で、専門分野の知識を持つ翻訳者が少なく、高品質な翻訳の提供は難しい状況でした。特に研究論文では内容理解の欠如が問題となり、専門性のある翻訳が求められていました。こうした中、ドルフィンは「研究者による研究者向け翻訳」を開始し、12年間成功を収めましたが、競合他社の参入により差別化が難しくなりました。

リーマンショック後の不況では、高品質かつ高価格な翻訳の需要が激減し、標準価格の案件も減少しました。海外での翻訳や校閲によるコスト削減を試みましたが、円安の影響で限界に達し、価格と品質を両立する新たな戦略が必要となりました。

ドルフィンでは、日本人研究者が基本訳を担当し、欧米ネイティブ研究者が校閲を行う「理想的な翻訳工程」を10年以上実践してきました。この経験の中で「日英クロスチェック担当者」が基本訳を担えるまで成長していたことにとに着目し、ドルフィンで培った卓越した人材と経験を活かして、品質を維持しつつ低価格な翻訳を提供する「1st-tecサービス」を設立しました。

主な医学・生物学翻訳について、

a)論文、書籍、学会プレゼン資料等の医学・生物学分野の翻訳を提供しています。最近は、日本語から英語への翻訳は減少して、英文校閲の案件が増加しておりますが、緊急時は日本語からの英訳依頼もあり、その際は高い翻訳レベルが求められます。

b)製薬会社からは医薬品、医薬部外品、医療器具、化粧品の承認審査や副作用報告書の翻訳依頼を受けています。これら特殊分野では豊富な経験が重要です。翻訳は基礎研究から承認申請、製造・販売、調査・報告まで幅広い段階で必要とされます。

c)医療機器の翻訳は、医学に加え、工学など他分野の知識を必要とする場合があります。1st-tecの翻訳者は、日英クロスチェック経験を通じて幅広い専門知識を得ておりますので、医療機器の承認申請書類や販促資料の翻訳でもその強みを発揮します。

1st-tecの翻訳サービスは、低価格ながらドルフィンの経験と人材に基づき、品質を維持している点で特別な価値があります。ぜひご利用ください。

医療・生物学翻訳の価格について、

医療・生物学翻訳の価格に関して、多くの翻訳会社が「業界最低価格」や「業界最高品質」を謳っていますが、これらの表現には根拠がないことが多いのが実情です。各社の品質にはばらつきがあるため、宣伝文句をそのまま鵜呑みにするのはリスクがあります。ただし、業界の相場を把握することは重要です。以下は、日本経済産業省が許可した公益法人「日本翻訳連盟」が発表したデータ(200単語/400文字)をもとに、弊社価格と比較しやすいよう換算したもの(100単語/200文字 税抜価格)です。

翻訳料金の目安(オリジナルデータ)については日本翻訳連盟の調査資料をご覧ください。

文書の種類/分野 英文和訳 和文英訳
医学翻訳 3,500円/100単語(税別) 6,000円/200文字(税別)

1st-tecブランドについては、日本翻訳連盟の調査資料の価格より「和訳で14%低い価格(税別)」「英訳では32%低い価格(税別)」の設定となっています。

高度な専門知識を要求される医学・生物学翻訳の翻訳において、粗悪な、低価格翻訳が多く見受けられますので、発注前に作業内容の慎重な確認が必要と思われます。

ちなみに弊社の本体価格(税抜価格)は下記のようになっています。

単語数は依頼原稿の単語(文字)数になります。

  • 米(英)語100単語→日本語訳(200文字~250文字)
  • 日本語200文字→米(英)訳(100単語~150単語)

1st-tec(クロスチェッカーの基本訳+米英国人研究者の仕上げ)

文書の種類/分野 英文和訳 和文英訳
医学翻訳 3,000円/100単語(税別) 4,090円/200文字(税別)