ニュースレター「トップジャーナル向け英文校正について」を掲載しました。

リライト(トップジャーナル向け英文校正)について

英文校正(スタンダード、エキスパート)は、著者が英語で書かれた「研究論文」を、米(英)国人の査読者が「その研究内容を正確に理解出来るレベルまで改善」していくものです。ほとんどの研究者の方が、こちらのサービスを利用されていて、弊社もその期待に応えて来ています。

しかしながら、「論文のレベルにより」校正ではなくて、大幅なリライトが必要になってしまう場合も皆無ではありません。特に、初めて、Nature (論文のアクセプト率、7%前後)やサイエンス(論文のアクセプト率6%前後)に投稿予定であり、あまり英語に自信のない研究者には「英文リライトをお薦め」しています。もちろん、このようなトップジャーナルであっても英文校正エキスパートでも十分なお客様もいらっしゃることもあり、やや選択を難しくしています。

そこで、弊社では、英文校正エキスパートで納品してから、やはりリライトとすべきであったと「納品後に再考される事になってしまった場合」でも、「英文校正エキスパートの納品日から1週間以内」のご相談であり、「はじめての弊社案件」である場合は、当初のご依頼の英文校正の費用が無駄にならいないような「英文校正(Level2)→リライト(Level3)」へのアップグレードサービスを提供させて戴いています。

英文リライトは、英文校正エキスパートより、さらに踏み込んで、お客様の論文をリファインすることが可能です。ここでは、研究課題について十分に言及がおこなわれているかどうか、研究結果を論理的に説明できているかどうか、出版倫理の遵守において編集者を説得できているかどうかを事前点検して、お客様の研究論文を「より良い印象と大きなインパクトを与えることができる様」に編集します。インパクトファクター(Impact Factor)の高い一流紙への投稿を検討中のお客様、又、英文に不安にあるお客様、論文投稿に不慣れなお客様、AI翻訳されてからご自身で修正・調整されているお客様の英文にもお勧めできます。本文のrevise再投稿時はResponse letterの校閲もおこないます。

リライトでは、お客様の英語論文を査読の視点から、記載事実を保持しながら、文章の流れも考慮して、流暢な英文に書き直します。お客様は、投稿前に「校閲者の指摘箇所」を再検討することで、出版までの日数の短縮を図ることができます。

弊社のリライトはブランド名 であり、大学等で発注禁止のリライト(研究内容の改ざんを伴う)には相当しません。

【リライト担当者の経歴】

🔷Nature等に論文掲載の経験のある元研究者
🔷一流ジャーナルでの査読経験のある元研究者
🔷弊社に転籍後20年以上の経験のある校閲者

(注) 英文リライト(level3)はiThenticateの自己剽窃チェック対策を目的としたものではございません。
(参考) ニュースレター「自己剽窃対策について」を掲載しました。

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株式会社 ドルフィン 代表取締役 小笠原壽男